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旅を仕事にって本当に出来るの?システムエンジニアとして会社勤めしていた私がニートになって徹底検証!

古本のすゝめ

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古本のすゝめ

日本の、世界の経済を回す意味だとか、小説家の方達への収入、出版社の利益などを考えると、本屋で買うのが一番に決まっている。でもありがたいことに、新品で買った本を読み終えた人たちが売りに出してくれている古本屋なるものが町中には溢れていて、ネットショッピングでも古本が取り扱われているのは言うまでもない。

 

このブログを読んでくれた人たちが皆古本で本を買ったとしても、日本の経済に大きな影響はないだろうし、大きな出版社が潰れることもないだろう(もしそんな影響力を持つようになろうものなら、この文章を消して新品を買え、と言い直しておく)。

 

今日は古本のすゝめと題して、本をもっと身近で気軽なものになるよう話していきたいと思う。

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古本の値段

古本の相場だけれど、店舗では最安値が108円のところが多いように感じる。しかし決まりはなく、一律新品の本の半額と決めているお店もあるし、新刊のハードブックは1500円くらいと新品から少しだけ値さがっている、安いだけに飛びついては旨味のない値段だったりもす。

 

ちなみに私は地元の古本屋さんが1冊80円、2冊で100円という訳のわからないサービス棚がある。ここで掘り出し物を見つけることは、目利きを試されているよな気分になる。いかに読みたい本を安く手に入れられるか、何店舗かお店を知っていると面白いかもしれない。

 

あとは読書仲間ではお馴染みなのだが、お正月に行われるブックオフでのウルトラセール。全品20パーセント引きになるので、欲しい本が無くならないことを前提に、冬に向けて欲しい本のリストを作りはじめるのだ。

渋谷109にてメガホン越しの初売り、福袋戦争が行われている中、全国各地のブックオフは静かな戦争が行われている。レジに積む本の数は、掘り出し物を探し出したというステータスになる。

 

これは去年のセール広告

www.bookoff.co.jp

古本を薦めたい理由

それは、一冊の値段が108円だ体。108円で数時間も楽しむことができるって、最高にコスパがいい。このコスパを共有したいのだ。

 

缶コーヒーを一回我慢する値段で、心臓に悪いくらいのミステリー小説が読める。

一駅歩いて浮いた交通費で、現実と錯覚したくなるような恋愛小説が読める。

水筒を持っていってその日のペットボトルのお茶代で、号泣するような感動小説が読める。

タバコを一箱分で、まだ値下がっていない新しい文庫本が買える。

飲み会3時間で消えていく会費分で、1ヶ月じゃ読みきれないだけの小説が買える。

 

趣味や嗜好品は人それぞれだから、XXを我慢して本を買いなよなんて偉そうなことは言えない。でも、この108円をみて何かと引き換えに一冊買ってみてはどうだろうか。多分、この本も売っていると思うから。

九つの、物語 (集英社文庫)

九つの、物語 (集英社文庫)

 

 本の内容

大学生のゆきなの前に、長く会っていなかった兄がいきなり現れた。女性と料理と本を愛し、奔放に振舞う兄に惑わされつつ、ゆきなは日常として受け入れていく。いつまでもいつまでも幸せな日々が続くと思えたが…。ゆきなはやがて、兄が長く不在だった理由を思い出す。人生は痛みと喪失に満ちていた。生きるとは、なんと愚かで、なんと尊いのか。そのことを丁寧に描いた、やさしく強い物語。

九つの、物語

主人公は本を読むのが大好きな女の子なのだけれど、古本屋で買った本、お兄ちゃんの本を読んでいく。この本の描写がとても好きだ。この本を読んでから古本がただの中古本という認識から、誰かが読んだ文字をまた私が読んでいるというロマンチックな思考回路が出来上がった。

古本の間に挟まっていた栞をみつけると、前の誰かの存在を感じる。それは決して気持ち悪いものではなく、受け継がれていくような感覚だ。古本についた古臭い、新品の本にはない独特な臭いをもこの本の味になる。

古本の現実

私はだいたい古本で買うが、なんの不安もないわけではない。衛生面はもちろん、すごく嫌な嫌がらせで、ミステリー小説にネタバレを書いてくれちゃってる親切な人がいるらしい。私はまだそういった本に出会っていないので、本当にわずかだと思うけれど。

私がそういう嫌な思いを自分がしないように、自分で対策を立てているので紹介しておく。

ネタバレ対策

①買ってすぐに左から右へパサーとページをめくる。シュルルルル、と。その時に不自然なボールペンや鉛筆の影がないかを確かめる。

②面白すぎるミステリー小説や結末を絶対最後まで知りたくないときは、この本を読まない人に落書きチェックをしてもらう。

衛生面

店舗の古本はそこそこに信頼しているが、メルカリやヤフオクで購入したものは自分でアルコール消毒や除菌シートで一拭きしている。汚れたものを送ってくるだなんて思っていないが、スーパーの入り口にすらアルコール消毒を自由に使える時代なのだ。もはや私のルーティン程度で、やって無駄なことはない。

でも、店舗の古本は綺麗なものですよ。売ってくれる人もより高く売ルために大切に扱っているんでしょうね。綺麗な本が手に入ると、読むことも丁寧にしようと思える。

最後に

古本は安くて、読みたいなと思った本に気軽に手が出せる。だから金銭面でのハードルが下げられたら嬉しいなと思い、紹介した。108円の投資で、素敵な出会いがありますように。絶対にミスらない選書はこちらの記事からどうぞ。

 

www.soranoworld.com

 尚、私は新幹線に乗る時と、本屋が潰れる時は、新品の本を買うというルールを設けている。

 

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